字幕づくり 第46回


今回は "Petite Meller" の "Barbaric" に挑戦。



モデルでもあり、シンガーでもある「ペティート・メラー」。
ずっと「プチ」だと思ってたのに、「ペティート」だった(笑)


なんなんでしょうか?
この「決して歌は上手くないのに、やけに耳に残る」この感じ。

やっぱり、60年代に一大フレンチ・ポップ・ブームを巻き起こした、
「フランス・ギャル」の系譜ですかね?











- Lyrics -


If you got it babe just show it
While you're young and free
I feel it coming over
Way up hard on me
I've noticed something's wrong
When you're not here with me
I feel it like a comet
Crashing down in to the sea

(Whoo, Whooo)x2
(Who's laughing now)x2
(Whoo, Whooo)x2
(Who's laughing now)x1

We are Babaric, don't you get it
Don't give up on me
We are Babaric, in a manner,
I'm just hungry for your skin
We are Babaric, don't you get it
Don't give up on me
We are Babaric, in a manner
I'm just hungry for your skin

(Whoo, Whooo)x2

Before you shot the door
I hope you think of me
How you hold me with your borders
Seven lies and me
We walk down different roads
Nobody ever meet
You're running like a savage,
Hunting down the one you free

(Whoo, Whooo)x2
(Who's laughing now)x2
(Whoo, Whooo)x2
(Who's laughing now)x1

We are Babaric, don't you get it
Don't give up on me
We are Babaric, in a manner,
I'm just hungry for your skin
We are Babaric, don't you get it
Don't give up on me
We are Babaric, in a manner,
I'm just hungry for your skin

We are Babaric, don't you get it
Don't give up on me
We are Babaric, in a manner,
I'm just hungry for your skin
We are Babaric, don't you get it
Don't give up on me
We are Babaric, in a manner,
I'm just hungry for your skin










※今回のポイント※

例えば、前述の「フランス・ギャル」。
彼女の代表曲「夢見るシャンソン人形」。
これは、アイドルのことを
「男も知らないのに恋の歌を歌う、着飾った人形」
そんな風に揶揄している曲。
それを、アイドルそのものであった彼女に歌わせる皮肉。
無垢な少女に、下卑た言葉を言わせるような、
「セルジュ・ゲンズブール」一流の悪趣味でした。
そして、その「悪意」こそが、彼女を特別にしました。


今回の曲はどうでしょうか?
そこに「悪意」はありません。
分かりやすくエロチックです。
彼女もその内容をしっかりと理解しています。

あんまり「明け透け」だと、逆にエロさを感じません(笑)










If you got it babe just show it
While you're young and free
I feel it coming over
Way up hard on me
I've noticed something's wrong
When you're not here with me
I feel it like a comet
Crashing down in to the sea


"Way up hard on me"
これの解説は、R18にしたい……。
健全な青少年の方は、飛ばしていいですよ。

"Way up" は「(上に)上げたままにする」

"hard on me" は通常「私につらくあたる」なんですけど、
この "hard on" って、男性のアレが「固くなる」って意味が……。

はい、大人は分かりますね。
つまり、そういうことです。



" もし 良ければ ・・・
 ねえ "ソレ" を見せて ―
 あなたが 若く 自由なうちに
 すっごく 感じちゃう
 私で "おっきく カタく" して
 なんか "しっくりこない" の ―
 あなたが そばに居ないと
 まるで 音を立て ―
 海に落ちる "彗星" みたいな気分 "








(Whoo, Whooo)x2
(Who's laughing now)x2
(Whoo, Whooo)x2
(Who's laughing now)x1


" ねえ 誰?
 ねえ 誰よ ―
 いま 笑ったの

 ねえ 誰?
 誰なのよ ―
 いま 笑ったの "









We are Babaric, don't you get it
Don't give up on me
We are Babaric, in a manner,
I'm just hungry for your skin
We are Babaric, don't you get it
Don't give up on me
We are Babaric, in a manner
I'm just hungry for your skin


タイトルでもある "Babaric" は、「野蛮(人のような)」

"give up on" は「見切りをつける」「愛想を尽かす」

"in a manner" は「ある意味では」

でも、一番のポイントは "I'm just hungry for your skin"
直訳すれば「(まさに)あなたの肌に飢えている」
何度も繰り返されるこのフレーズを、どう扱うかです。



" 私たち "野蛮" なの ―
 ねえ 分かるでしょ?
 愛想は 尽かさないで!
 私たち ある意味 ―
 そう "野蛮" なの
 あなたの 肌が恋しいわ

 私たち "野蛮" なの ―
 ねえ 分かるでしょ?
 愛想は 尽かさないで!
 私たち ある意味 ―
 そう "野蛮" なの
 あなたの身体に 飢えてるわ "







(Whoo, Whooo)x2


" ねえ 誰?
 誰なのよ? "









Before you shot the door
I hope you think of me
How you hold me with your borders
Seven lies and me
We walk down different roads
Nobody ever meet
You're running like a savage,
Hunting down the one you free


" Before you shot the door
  I hope you think of me "
ここもですね、R15くらいでしょうか?

"you shot the door" って、色々連想できちゃいますよね。
"door" ですからねえ、まあ、閉ざされてたものを破るワケです。
もしかしたら、「精通」かもしれませんし、
「初体験」かもしれませんし、「初マスターベーション」かも?
まあ、明言はされていないので分かりません。
だから、字幕でもボカシたままにしておきます。

どちらにせよ、彼女は「その前には、私を思い浮かべて欲しい」
なんて思ってるんですから、やっぱり色々と考えちゃいますね!


"Seven lies"
これに関しては、何を指しているのかは分かりません。
でも、「7」っていう数字は、キリスト教圏では特別ですからね。
わやQが推測するには、「7つの大罪」のことかと。
それが「罪」であることを「間違い」だと主張しているのでは?

"savage"
この訳には少し悩みました。
意味はですね、この歌詞の前後関係だと「野蛮」。
そう、"barbaric" と訳がカブっちゃうんですよ。
厳密には若干意味合いが違うのですが、単語で表現するのが難しい。
「獰猛」や「残忍」だと、この歌の雰囲気に合わない。
かと言って「未開」でもおかしい。
考え抜いた結果、「蛮族」にしました。
どちらかと言うと "barbaric" に近いんですけどね(笑)
ここは、厳密にやるよりも、雰囲気の方が重要かと。



" "ドア" を撃ち抜く前には ―
 私のこと 思い浮かべて欲しいな
 "境界線" で 私をどう縛るの?
 "7つの嘘" と 私

 私たち 他と違う道へ進むの ―
 誰も 見たことのない道
 あなたは "蛮族" みたいに走り ―
 気ままに "獲物" を追い詰めてる "









(Whoo, Whooo)x2
(Who's laughing now)x2
(Whoo, Whooo)x2
(Who's laughing now)x1

We are Babaric, don't you get it
Don't give up on me
We are Babaric, in a manner,
I'm just hungry for your skin
We are Babaric, don't you get it
Don't give up on me
We are Babaric, in a manner,
I'm just hungry for your skin

We are Babaric, don't you get it
Don't give up on me
We are Babaric, in a manner,
I'm just hungry for your skin
We are Babaric, don't you get it
Don't give up on me
We are Babaric, in a manner,
I'm just hungry for your skin


さて、この後は繰り返し。
フィニッシュの仕方が大事ですね。



" ねえ 誰?
 ねえ 誰よ ―
 いま 笑ったの

 ねえ 誰?
 誰なのよ ―
 いま 笑ったの


 私たち "野蛮" なの ―
 ねえ 分かるでしょ?
 愛想は 尽かさないで!
 私たち ある意味では ―
 "野蛮" なのよ
 あなたの 肌が恋しいわ

 私たち "野蛮" なの ―
 ねえ 分かるでしょ?
 愛想は 尽かさないで!
 私たち ある意味 ―
 そう "野蛮" なの
 あなたの身体に 飢えてるわ


 私たち "野蛮" なの ―
 ねえ 分かるでしょ?
 愛想は 尽かさないで!
 私たち ある意味 ―
 そう "野蛮" なの
 あなたの 肌が恋しいわ

 私たち "野蛮" なの ―
 ねえ 分かるでしょ?
 愛想は 尽かさないで!
 そうね 二人は ―
 とっても "野蛮" ね
 すっごく あなたを食べたいわ "









何にせよ、独特で面白かったです(笑)






いやぁ、字幕って本っ当に難しいもんですね。
ではまたお会いしましょう。










↓ 今回の曲はコチラ ↓
 

Petite Meller - Barbaric




Barbaric
Universal Music LLC
2015-09-22







↓ フランス・ギャルはコチラ ↓

フランス・ギャル・グレイテスト・ヒッツ
フランス・ギャル
USMジャパン
2011-05-11

アイドル時代をまとめたもの。
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